2010年04月22日
こんにちは。
今週のメイン・フローラSは1勝馬の登録が多く、
オークス切符をかけた熾烈な戦いになりそうです。
1勝馬の中にマシュケナーダの名前が見えます。
馬名の由来はセルジオ・メンデスの大ヒット曲でしょうね。
1960年代後半にアメリカでブームを呼んだ
ボサノヴァの名曲 「マシュケナーダ」 です。
“かけがえのないもの” という意味らしいのですが、
何となく馬主さんの愛情が伝わってくるようです。
父アグネスタキオン、母ケイウーマンとなじみの血統で、
兄弟はマチカネキララ、モンテクリスエスなどが活躍。
ダイヤモンドSを勝ち来週の天皇賞・春に出走予定の
兄モンテの印象からオークスへの期待が膨らみます。
ただケイウーマンはその父ラストタイクーンの影響か
2400mのエリザベス女王杯を大敗しています。
しかしそれを除けば3歳時は重賞戦線で1勝2着4回と
傑出した活躍を見せました。
勝ち味には乏しいが能力は一級品だったと思います。
マシュケナーダが馬主さんの期待に応えるような走りを
東京の長い直線で見せてくれるといいですね。
ケイウーマンの母系は、その祖母リヴァーレディが
凱旋門賞馬2頭を出したリヴァーマンを産んでおり、
その底力が伝えられればモンテクリスエスのような
生っ粋のステイヤーとして出てくる可能性もあるのでしょう。
マシュケナーダの妹にはディープインパクトの2歳もいます。
東京サラブレッドクラブ募集馬で牧場の評判もいいみたい、
でも残念ながら満口になってしまったようです。
こちらも期待して見守りたいと思います。
きょうも来てくださってありがとうございます。
あすもJ-horsemanをよろしくお願いします。