2010年05月10日
こんにちは。
ゴールデンウィーク中はJRA、地方、海外と
注目レースが盛りだくさん、言葉どおりの “黄金週間” でした。
皆さんの馬券はいかがでしたでしょうか。
さて、海外ではイギリスで1000ギニー、2000ギニー、
アメリカでケンタッキー・ダービー&オークスが行われました。
2000ギニーのマクフィは
昨年のシーザスターズを彷彿させるイメージですね。
“王道路線” を歩まなかったため9人気と低評価でしたが、
1分36秒35の好タイムで完勝しました。
ご承知のように父ドバウィは、
供用1年で死亡した名馬ドバイミレニアム、
ほとんど唯一の後継種牡馬です。
悲運の歴史に飲み込まれるかと思われた名血が、
奇跡的に引き継がれ再興していく姿は感動的ですね。
母系からはアルハース、グリーンダンサーなど名種牡馬を輩出、
マクフィの将来はこの一戦で光り輝くものになりました。
父系、母系ともにマイラー色の強い配合ですから、
このあとのダービーに出走するのかどうか気がもめますが、
シーザスターズ同様スーパースターに育ってもらいたいです。
一方のケンタッキー・ダービーはドロドロの不良馬場で行われ、
スーパーセイヴァーが好位から抜け出して楽勝しました。
ことしを含め最近4年間で3度ダービージョッキーに輝いた
ボレル騎手の手並みは鮮やかさを超えて芸術ですね。
あすはこのスーパーセイヴァーとわがサンデーサイレンスの
意外な奇縁をちょっとご紹介したいと思います。
きょうも来てくださってありがとうございます。
6週連続G1シリーズも4週目と折り返し地点、
いよいよ熱くさせられますね。