2010年05月12日
こんにちは。
きのうはことしのケンタッキーダービーを制した
スーパーセイヴァーの走破時計が
“歴史的な遅さ” だったというお話しをしました。
走破時計の “遅さ自慢” のついでに “速さ自慢” もひとつ。
ケンタッキーダービーを2分切る時計で勝った馬が2頭います。
73年の三冠馬セクレタリアトの1分59秒4は
いまに残るケンタッキーダービーレコードです。
ちなみにスーパーセイヴァーの母父
APインディの母父がセクレタリアトなのは有名ですね。
ところが因縁話はここで終わりません。
もう1頭の快速ケンタッキーダービー馬がモナーコスです。
父がマリアズモン。スーパーセイヴァーと同じ父になります。
フューチュリティーS、シャンペンSなどのG1を勝ち
95年の2歳チャンピオンに輝いたスピード馬ですね。
セクレタリアト以後の37年でいちばん早かったモナーコスと
サンデーサイレンス以降の20頭のダービー馬の中で
いちばん遅かったスーパーセイヴァーが同じ父を持つのも
血統の不思議さ、面白さでしょうか。
きょうも来てくださってありがとうございます。
昨年は三冠すべてが別々の馬で決まる混戦クラシックでした。
牝馬レイチェルアレクサンドラが実はいちばん強かった、
ファンのすべてがそう思ったことでしょう。
第2冠プリークネスSはもうすぐ、さてことしは…。
『馬名ミュージアム』 を更新しました。
こちらも、ぜひのぞいてみてください。