2010年05月25日
こんにちは。
ダービーウィークでマスコミ報道も華やかさを増しています。
皐月賞馬ヴィクトワールピサのオーナー・市川義美さんが
「ヴィクトワールに競馬を教えてくれたのは武豊騎手」
といろんなメディアで一貫して語っているのが印象的です。
皐月賞に代打騎乗した岩田騎手も立派なレースぶりでしたが、
このコンビは親兄弟も同様の関係ということでしょうか。
人と馬、人と人の繋がりを大切にするオーナーの潔さが
なんとも気持ちいいなと思いました。
「競馬を教える」 という点ではペルーサ陣営も凄いですね。
ギアチェンジを教え込んだ新馬、500万下を連勝、
阪神に遠征して強敵ヒルノダムールを相手に若葉Sに挑み、
馬体を接し、ときにぶつけあう “肉弾戦” を経験させています。
青葉賞では2400mの走り方を体験させたんだと思います。
このレース、藤澤和雄調教師は同馬主の馬を3頭出走させ、
ミッションモードと北村宏騎手が緩みのないペースで逃げ、
リリエンタールと安藤勝騎手が四角でまくり気味に進出、
ペルーサと横山典騎手が抜け出しを図る、
直線では3頭がハナ面をそろえるという壮観さでした。
結果はご存じのとおりですが、
これ以上はない最高の練習になったろうと思います。
馬も騎手もそれぞれ役割を立派に果たしていいレースでした。
ヨーロッパではよくある光景だと聞きますが、
日本では新しいレース運びだなと感じ入りました。
藤澤調教師がペルーサに課した試練はこれで終わりません。
このつづきは明日お届けしようと思います。
どうぞよろしくお願いします。
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