こんにちは。
アパパネが強い競馬で秋華賞を制して牝馬三冠を達成しました。
おめでとうございます。
オーナーの金子真人さんはディープインパクトにつづく快挙です。
3歳クラシック （基幹競走） を総ナメしたことになります。

アパパネは非サンデーサイレンス系の血統ですから、
三冠馬同士の夢の配合も可能ですね。
気の早い話ですが、ぜひ実現してもらいたいものです。

ところで、ダート路線には明確な三冠の定義がないようですが、
ユニコーンS （または東京ダービー） 、ジャパンダートダービー、
それにダービーグランプリ （現在は廃止） の3レースを
ダート三冠に擬していた時期がありました。

ゴールドアリュール、ユートピアなどが二冠達成、
05年に遂に史上初にして唯一のダート三冠馬が誕生します。
カネヒキリがその馬です。
ご存じのようにユートピアともども金子さんの所有馬でした。

ということは、3歳戦線すべてのカテゴリーで
金子さんは三冠オーナーに輝いているわけです。
“運” とかで片付けられないものを感じます。

さて、アパパネはエリザベス女王杯に向かうのでしょうか。
初の “古馬挑戦” となるわけですが、
ブエナビスタもレッドディザイアもいない古馬陣なら
遜色ないレースをしてくれるのでしょうが、
意外な強敵が出走してきそうな雲行きもあります。
そのあたりは明日お届けすることにしましょう。

きょうも来てくださってありがとうございます。
今週は淀の長丁場に持続力と瞬発力を争う菊花賞、
こちらには三冠誕生のドラマはありませんが、
力の入った好勝負を期待したいと思います。