2010年10月19日
こんにちは。
エリザベス女王杯へと向かう牝馬三冠アパパネに
“意外な強敵” が現れそうだというお話をしています。
英愛オークスを制した二冠馬スノーフェアリーのことです。
彼女はイギリスのエド・ダンロップ厩舎に所属し、
早くから日本参戦を検討していました。
ジャパン・オータムインターナショナルと銘打ち、
ジャパンC、ジャパンCダート、マイルチャンピオンシップ、
そしてエリザベス女王杯を対象にしたボーナス制度があります。
早い話がJRA指定の海外G1の勝ち馬は賞金が倍になります。
海外一線級を招致しようとする苦肉 (必死) の戦略ですね。
エリザベス女王杯の場合、1着賞金が9000万円、
スノーフェアリーが勝てば倍の1億8000万円ゲット!
2着、3着でも当該賞金の倍になるようです。
ダンロップ調教師はえらくお気に召したようなのです。
スノーフェアリーは先週末の英チャンピオンSを
直前になって出走回避しています。
ヨーロッパ一線級の牡馬の強敵相手のタフなレースが予想され、
ダメージを嫌ったということらしいです。
どうやら秋の最大目標はエリザベス女王杯にあるらしい、
ダンロップ師の本気度はかなり高いようです。
日本の三冠馬か、ヨーロッパ二冠馬か、
アパパネvsスノーフェアリーの直接対決となると
俄然、浮上してくる参考レースがあります。
エリザベス女王杯は11月14日に行われますが、
その1週前、アメリカ・チャーチルダウンズ競馬場の
ブリーダーズCフィリー&メアターフがそのレースです。
きょうも来てくださってありがとうございます。
ヨーロッパ、日本、アメリカ、そしてまた日本・・・、
競馬ミステリーのつづきは明日お届けします。