2010年10月22日
こんにちは。
菊花賞のエイシンフラッシュは残念なことになりました。
こうしたアクシデントも含めて競馬はむつかしいものですね。
これで4年連続してダービー馬不在の菊花賞になります。
昨年のロジユニヴァースは長期休養中で不出走、
一昨年のディープスカイは天皇賞に向かって3着、
その前のウオッカは秋華賞3着からエリザベス女王杯は取り消し、
そこから信じられない大スランプに陥りました。
この10年でダービー、菊花賞を連覇したのは
05年の三冠馬ディープインパクトただ1頭だけです。
1-0-1-3が通算成績で、菊出走率はちょうど5割。
1頭は休養中 (ロジユニヴァース)、
2頭は別路線 (ウオッカ、ディープスカイ)、
あと2頭は菊を待たず引退 (タニノギムレット、キングカメハメハ)
というのが内情です。
では、ダービー馬が夏をこえて菊にたどり着き、
そして勝つむつかしさはこの10年の特殊事情なのでしょうか。
90年代は、1-2-2-2と出走率こそ7割に達しましたが、
勝ったのは、やはり三冠馬のナリタブライアンだけです。
80年代はミスターシービー、シンボリルドルフと
2年連続で三冠馬を誕生させた史上まれにみる10年間です。
でも、勝ったのはこの2頭だけでした。
三冠を制するほどの実力と精神力を持たないと、
ダービー、菊を連覇することは不可能ということでしょうか。
きょうも来てくださってありがとうございます。
エイシンフラッシュの菊出走回避は、
改めてクラシックレースのむつかしさを実感させられました。
さて、一転して乱菊模様になったことし、
前売り開始のきょうから悩ましい3日間になりそうです。