2010年10月23日
こんにちは。
ダービー馬エイシンフラッシュが出走回避しましたが、
この30年間、今年も含めると31年間で
菊花賞出走にこぎつけたダービー馬は19頭、
フラッシュも含めて12頭がゲートインもかないませんでした。
もちろんディープスカイのように別路線を歩んだ馬もいますが、
ダービー馬の別路線はこれ以外に牝馬のウオッカ、
ダービー後に渡欧したシリウスシンボリを数えるのみです。
この30年間でダービー、菊花賞を連覇したのは三冠馬だけ、
というお話を昨日しました。
80年代のミスターシービー、シンボリルドルフ、
90年代のナリタブライアン、21世紀のディープインパクトです。
三冠を制するような抜けた実力が必要なのでしょう。
ちなみにダービー77年の歴史をふりかえると、
セントライト、シンザンの2頭の三冠馬は当然なのですが、
三冠馬以外に2頭のダービー、菊花賞連覇ホースがいました。
1頭は75年のタケホープがその馬です。
典型的なステイヤー血統で皐月賞には間に合わず、
直前の特別レースを勝ってダービー出走権を得た彼は、
9番人気の低評価を覆すように直戦で抜け出します。
そして迎えた菊花賞、トライアル8着で人気を落としましたが、
圧倒的人気のハイセイコーをハナだけ競り落とし二冠に輝きます。
仮に皐月賞に出ていても
中距離の名馬ハイセイコーに勝てたかどうか分かりませんが、
彼が70年代を代表為る名馬だったのは間違いありません。
さて、もう1頭の二冠馬、このつづきは明日お届けしましょう。
きょうも来てくださってありがとうございます。
皆さんの週末に幸運が微笑みますように。