2010年10月25日
こんにちは。
波乱の菊花賞、3着ビートブラックの激走に
ホロリとされた年配のファンの方も多いのではないでしょうか。
父ミスキャストは、その父サンデーサイレンス、母ノースフライト、
期待の大きかった超良血馬でした。
ノースフライトは、安田記念、マイルチャンピオンシップと
マイル戦にめっぽう強い牡馬まさりの女傑でした。
歴代のベストマイラーを選べといわれたら
この馬をあげる人も少なくありません。
この母にSSの血ですから期待するなというほうが無理です。
新馬勝ちのあと、2戦目で弥生賞に登場してきて、
アグネスタキオンの3着と健闘し、さすがと思わせました。
このときの4着馬がマンハッタンカフェでした。
潜在能力の高さは一級品と評価する方も多かったようです。
しかしいいところまで来ると故障で休養の繰り返しで、
結局、福島記念2着が最高で重賞は遂に勝てませんでした。
良血を買われて種牡馬入りして以降も、
必ずしも繁殖牝馬に恵まれたわけではなく、
いつか記憶の片隅に追いやれていたような感じでした。
それが忘れた頃にビートブラックの快走、
ノースフライト、ミスキャストと2代とおして応援したファンには、
たまらないプレゼントになったと思います。
こういうことがたまに起こるから競馬はやめられません。
きょうも来てくださってありがとうございます。
秋のG1シリーズもいよいよ佳境を告げる天皇賞・秋です。
今週はこの話題を追いかけてみたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。