2010年10月28日
こんにちは。
ちょっと前の話になりますが、
2009年度のワールドサラブレッドランキングを眺めていて、
あれっ? と思った記憶があります。
1位が凱旋門賞、英ダービーを勝ったシーザスターズ、
2位にマイルの女帝ゴルディコヴァで何の異論もないのですが、
日本馬はと探すと、19位グループに
カンパニーとドリームジャーニーがランクインしています。
以下、オーケンブルースリ、ディープスカイ、ウオッカ、
マツダゴッホ、スクリーンヒーローとG1馬が並びます。
その下は、と馬名を追っていくとエスポワールシチー、
ロジユニヴァース、これらも堂々たるG1ホースです。
これと同評価でジャガーメイルの名前が記されています。
あれっ? と立ち止まってしまったのはここでした。
無敵のダート王とダービー馬が同格にジャッジされています。
その下のランクにはブエナビスタとマイネルキッツ、
2冠馬、春の天皇賞馬より強いというわけです。
当時のジャガーメイルはG1どころかまだ重賞勝ちがなく、
香港ヴァーズ4着がレイティングの根拠とされています。
うーん、どうなんだろう? と正直感じました。
ところがその春には天皇賞をあっさり勝ってしまいます。
怖るべし! プロの炯眼と今度は唸ってしまいました。
ハンデキャッパーの経験に培われた見識は立派なものです。
さて、そのジャガーメイルの適性は東京にあると思います。
ベストレースはまだ1600万時代のオクトーバーS、
直後にジャパンCを勝つスクリーンヒーローを抑えています。
トニービン、ジャングルポケットと継承されたサウスポー血統、
2000mはどうかなとも思いますが、
この後のジャパンCも含めて注目したいと思います。
きょうも来てくださってありがとうございます。
週中の雨が気になります。
何とか良馬場でと祈るばかりです。