2010年11月01日
こんにちは。
天皇賞はブエナビスタがパーフェクトなレースで完勝、
偉大なウオッカの後継の座を不動のものにしました。
2着のペルーサも高い素質の片鱗を見せ、
この後の成長に大きな期待が持てる内容でした。
父ゼンノロブロイが真に完成したのは4歳の秋でした。
天皇賞、ジャパンC、有馬記念を根こそぎ勝っています。
まだまだ成長途上、大器の本格化を待ちたいと思います。
さて、あすオーストラリアのフレミントン競馬場で
“ステイヤー世界選手権” メルボルンCが行われます。
1着賞金3億円あまりを狙って世界中から強豪が集まりますが、
地元にとんでもない新星が出現しています。
去年のコックスプレート (G1) を制した後、休養していましたが、
ことし復帰するとコックスプレート連覇を含めて5戦3勝の5勝、
向かうところ敵なしの快進撃です。
しかもコックスプレートから連闘でG1・マッキノンSを楽勝、
何と中2日で本番メルボルンCに挑みます。
オーストラリアでは “人間国宝” として尊敬されている
バート・カミングズ調教師の管理馬です。
メルボルンCは1ダース制覇を実現していて、
大レースを勝つには何が必要かを知り尽くしています。
信頼していでしょう、ということで1番人気に支持されています。
日本からはトウカイトリックが挑戦しますが、
ブックメーカーは50倍という評価、大穴ですね。
前走内容からもちょっと苦しそうです。
きょうも来てくださってありがとうございます。
それにしても海外の馬はタフだなぁ、と感心します。
欧米もそうですがオーストラリアはとくにタフですね。
なんでそうなのか、考えて見たい問題です。