2010年11月09日
こんにちは。
英愛オークスを連覇したヨーロッパの女王スノーフェアリーですが、
実力は確かとして気になるのは日本適性です。
父インティカブは98年のドバイデューティーフリーで
ゴドルフィンが1、2、3着を独占したときの2着馬で
マイル戦を中心に14戦8勝の実績を残しています。
代表産駒のレッドエヴィもマイラーとして活躍しており、
日本向きのスピードと切れ味を秘めていそうです。
母の父もスピード豊かなウォーニング系で
この系統からはサニングデール、カルストンライトオを輩出、
日本の軽い芝をこなせそうな素地はあると考えられます。
祖母の父マルジュは代表産駒のほとんどが牝馬という
名牝量産型の種牡馬ですね。
牡馬の活躍馬は香港所属でせん馬がほとんどのため
母系を通じて競馬界に大きな影響力を発揮することになります。
自身は英ダービーでジェネラスの2着がありますが、
セントジェームズパレスSを快勝したように本質はマイラーでしょう。
2400mを中心に使われ、前走はセントレジャーでしたが、
スピード勝負に対応できる血統的背景はあるようです。
決戦の日曜日を待ちたいと思います。
きょうも来てくださってありがとうございます。
今週はエリザベス女王杯の話題を中心にお届けします。
どうぞよろしくお願いします。