2010年12月27日
こんにちは。
有馬記念も終わってみれば外国人騎手が上位を独占、
今年の競馬シーンを象徴するようなフィナーレでした。
ヴィクトワールピサを勝利に導いたミルコ・デムーロ騎手は
とりわけ出色の成績を残しました。
年明けの京都牝馬S (G3) をヒカルアマランサスで勝つと、
2月にはネオヴァンドームできさらぎ賞 (G3) を制覇。
秋に再来日するとグランプリボスで京王杯2歳S (G2)、
暮れの朝日杯フューチュリティS (G1) をも連覇します。
小倉の中日新聞杯 (G3) を勝たせたトゥザグローリーは、
有馬記念出走にこぎつけるとウィリアムズ騎手に乗り替わり
ハナ+クビの3着と大健闘を見せませました。
そして大一番・有馬記念をみごとに競り勝って優勝。
ジャパンCでは自国イタリアの馬に騎乗したため
今回が初騎乗でしたが繰り返し映像を見ても、
パーフェクトとしかいいようのない騎乗だったと思います。
デムーロ騎手は父ネオユニヴァースで皐月賞、ダービーを
連覇した実績があり、テン乗りでもこの血統に関しては、
“何かを持っていた” のでしょうね。
結局デムーロ騎手はグレードレース5勝の荒稼ぎ、
この分でいくと来年も外国人騎手旋風が吹き荒れるのでしょうか。
きょうも来てくださってありがとうございます。
中央競馬は年明けの金杯まで一休みですが、
J-horsemanは年末年始も休まず更新していきます。
どうぞよろしくお願いします。