2011年01月09日
こんにちは。
3連休の中日、いかがお過ごしでしょうか。
今日は京都でシンザン記念、明日は中山でフェアリーS、
明け3歳馬の重賞レースが行われます。
昨日もちょっとお伝えしたようにシンザン記念は、
《クラシックへの登龍門》 がレースコンセプトです。
実際には暮れに朝日杯フューチュリティSや
ラジオNIKKEI賞2歳Sなど重要レースがあって、
有力馬はスキップしがちな傾向もあるようです。
それでもここ最近でタニノギムレットやダイワスカーレットなど
堂々たるクラシックホースを輩出しているのは伝統の力でしょう。
一方、フェアリーSはレース体系変遷の波に洗われて
現在の時期、距離に固定されたのは3年前、
まだ2回の歴史しかありません。
一昨年は暮れの阪神ジュベナイルフィリーズを6着に敗れた
ジェルミナルが巻き返して先頭でゴールインしました。
彼女はその後の桜花賞、オークスともに3着に健闘しています。
両レースとも1着ブエナビスタ、2着レッドディザイアでした。
3着まで着順が同じちょっと珍しい記録になりました。
ヒロインになり損ねた彼女には苦い思い出かもしれません。
昨年は未勝利を勝ったばかりのコスモネモシンが1着、
新馬を勝ったばかりのアプリコットフィズが2着と
上がり馬のクラシックに向けた賞金加算レースになりました。
実力馬の逆襲か、キャリアの浅い馬の賞金加算目的か、
今のところ、うかがえる傾向はこの程度しかありません。
この方程式 (?) を当てはめてみると、
ジュベナイルフィリーズ惨敗のダンスファンタジアか
新馬の勝ちっぷりが良かったイングリッドか、
それとも別のパターンが出現するのでしょうか。
きょうも来てくださってありがとうございます。
寒さが厳しいおりご自愛いただいて
良い連休をお過ごしください。