2011年01月10日
こんにちは。
昨年暮れからタイガーマスクが話題になっています。
クリスマスイヴに群馬県の養護施設に10個のランドセルが
誰にも知られず届けられたのが最初でした。
年明けには、この義挙に感動したということで
神奈川県の施設にまたランドセルが届けられました。
両方とも添えられた手紙には 《伊達直人》 とあったそうです。
梶原一騎さん原作の 『タイガーマスク』 の主人公の名前です。
『タイガーマスク』 はプロレスラーとなった伊達直人が
自らの肉体を刻むように稼いだファイトマネーを
恵まれない子供たちに寄付するというエピソードが
物語の背景を貫く太い柱になっています。
この心温まる 《タイガーマスク・ムーブメント》
そもそもの発端は競馬界でした。
藤沢和雄厩舎に所属するタイガーマスクという馬が
オーナーの山本英俊さんの発案で
賞金全額を施設に寄付するようになったのがはじまりでした。
競馬を楽しんだ馬券代の一部がチャリティに活用される、
それはファンにとっても素晴らしいアイデアだったと思います。
きょうも来てくださってありがとうございます。
競馬界から始まった 《タイガーマスク・ムーブメント》、
なんとか大きく育ってほしいですね。
無名の善意の方々が引き継いでいる愛のタスキを
今度は再び競馬界が受け取るのもいいのじゃないでしょうか。