2009年05月26日
こんにちは。
オークスは3着まで桜花賞とまったく同じ着順、
クラブ所属馬のワン・ツー・スリーフィニッシュですね。
この欄で何度かお伝えしているように
クラブ所属馬の活躍が目立ちます。
ちょっと歴史をひも解いてみると、
クラブホース元年といえそうなのは1986年です。
皐月賞をダイナコスモスが勝ち、
ダービーをダイナガリバーが制します。
ちなみにガリバーは菊花賞2着
クラブホースによる準三冠という結果になりました。
クラブホースによる三冠制覇が実現したのは2003年。
ネオユニヴァースが皐月賞、ダービーを連勝して
三冠をめざした菊花賞は3着に敗れました。
ところが勝ったザッツザプレンティはネオと同じクラブの所属馬。
三冠を逃すことで三冠を達成した、
皮肉な結末にクラブ関係者は
喜んでいいのか、悔しがっていいのか、
複雑な心境だったでしょうね。
ことしの皐月賞では
クラブホースのワン・ツーフィニッシュでした。
きょうの言葉をご紹介しましょう。
画龍点睛
中国の故事だそうです。
龍の絵(画龍)に目を入れる(点睛)ことにたとえて
最後に大事なところに手を加えて
完璧に仕上げることをいいます。
さて、ことしの春のクラシック、
画龍点睛となるのか、
それとも画龍点睛を欠くのか・・・。
『海の向こうの競馬、そしてホースマン2』は
世界の大馬主シリーズ第2弾、
日本では考えられない破天荒なスケールの持ち主、
ダビスタッド伯爵の痛快なエピソードを
合田直弘さんが披露してくれます。
きょうもありがとうございます。
J-horsemanでは新企画を進めています。
近日中に対談シリーズが再び登場します。
どうぞお楽しみに。