2011年01月25日
こんにちは。
明日の川崎競馬場、今年最初の交流G1川崎記念が行われます。
60回目を迎える伝統ある名物レースで、
過去には “怪物” カウンテスアップが3連覇を記録したり、
名牝ロジータが引退の花道を飾ったり、
“烈女” ホクトベガはここを壮行レースに
ドバイへの帰らぬ旅路につきました。
悲喜こもごも、いろんな思い出がつまったレースです。
さて、今年の川崎記念、スマートファルコンが回避するなど
JRA勢はちょっと手薄なメンバー構成になりました。
1600万クラスの馬が2頭エントリーしており、
1000万クラスを勝ったばかりの馬が参戦するなど、
少し前なら考えられないほどハードルが低くなっています。
ヴァーミリアン、カネヒキリなど高額賞金獲得馬が引退して
交流競走のレベルが相対的に下がっているのか、
それとも世代交代を告げるものなのか、
ちょっと複雑な思いが交錯するレースになりそうです。
交流重賞は全部で36鞍組まれています。
G1が9、G2が10、G3が12レースという割り振りです。
どのレースもJRA勢の出走枠はおおむね5頭ですから、
ここに割り込むのはかtなり大変なことです。
上位陣の層は厚く壁は高くそびえていました。
オープン馬でも出走が難しい時代が長く続きました。
勝つのはなおさら大変で、
カネヒキリ、ヴァーミリアン、エスポワールシチーなど
その時々の実力馬に一極集中する傾向が顕著でした。
レースとして馬券として面白いのかというと、
結局は強い馬の強い競馬を見るためのレースだったようです。
さて、今回も “地方の英雄” フリオーソの独壇場になるのでしょうか。
1000万条件を勝ち上がったばかりのレッドアイ、
後方一気のマクリでファンの多い個性派として知られます。
いきなりG1でどこまで通用するか未知数ですが、
場内をどよめかせるような乾坤一擲の脚を見せてください。
きょうも来てくださってありがとうございます。
お時間が許せば川崎競馬場へお出かけください。
フリオーソの2着争いは格からいえばテスタマッタなのでしょうが、
少しムラなところもある馬ですから馬券的には面白いのかも。