2011年01月29日
こんにちは。
昨日もちょっとお伝えしましたがゼニヤッタの花婿が決まりました。
お相手は新進種牡馬のバーナーディ二だそうです。
バーナーディ二は “アメリカの誇り” A.P.インディ産駒ですね。
A.P.は父シアトルスルー、母の父セクレタリアトともに米三冠馬で、
種牡馬王ボールドルーラーの3×4の “黄金配合” の持ち主です。
こうしたアメリカがぎっしり詰まった父を持つバーナーディ二は、
ダーレーのオーナーブリーダーホースとして走り、
プリークネスSなど3つのG1タイトルを含む8戦6勝の活躍馬です。
勝ったレースは圧勝ばかりでパフォーマンスの高さは折り紙付き、
いかにもアメリカ人ファン好みのサラブレッドです。
バーナーディ二の詳しい情報は東京サラブレッドクラブが募集中の
外国産馬コーナーにあります。お時間があればこちらへどうぞ。
引退後はダーレーのジョナベルファームで種牡馬となり、
今年の3歳馬が初年度産駒となります。
いきなり2歳G1のフリゼットSのエージーウォーリア、
イアタリアでも唯一の2歳G1グランクリテリウムのビオンデッティ、
と好調な滑り出しを見せています。
日本では数少ない産駒の中から
松永幹夫厩舎のサーランスロットがダートに転じて
持ち味を発揮しはじめており、今後の成長が期待されています。
バーナーディ二の種付け料は7万5000ドルに設定されています。
日本円で600万円あまり、これがどれくらいの価値かというと、
キングカメハメハ、ゼンノロブロイ、マンハッタンカフェの
今年の種付け料が500万円といいますから、
トップクラスの評価であるのは間違いないところでしょう。
きょうも来てくださってありがとうございます。
バーナーディ二が一流の資格を備えているのは間違いないのですが、
娘一人に婿七人、引くてあまたのゼニヤッタの配合相手が
なぜバーナーディ二だったのか、謎といえば謎ですね。
明日はこのあたりを独断と偏見で推理して見たいと思います。