2009年05月28日
こんにちは、J-horsemanです。
ダービーの最終追い切りもおわり、
決戦ムードが高まってきました。
90年にアイネスフウジンでダービージョッキーとなった
中野栄治さん(現・調教師)がこんなことをいっています。
ダービーは馬にとって一生に1回しかチャンスがない。
生産者にとっても3年後を夢見て種付けしている。
その夢を受けて、
馬主、調教師、騎手が全精力を注ぐ。
それだけ重みがある。
すべてのホースマンの夢だよね。
キングオブスポーツといわれるのは
ファンを含めてすべての人が
ダービーに誇りを持てるからなんだ。
サラブレッド、なかでもダービー出走馬ともなると、
いろいろなものを背負って走ります。大変ですよね。
そんなことを考えていたら
アプレザンレーヴの名前が浮かんできました。
馬名の由来は「夢のあとで」という意味だそうです。
同じように青葉賞を勝ってダービーに挑み、
惜しくも2着に敗れた父シンボリクリスエスの夢でしょうか。
フランスで走り、ヴェルメイユ賞、オペラ賞など
数々のG1レースで2着をつづけた
母レーヴドスカーの果たせなかった夢でしょうか。
デビュー2戦目で阪神ジュベナイルフィリーズに出走した
レーヴダムールは彼女の娘です。
そのレースは直線だけで追い込んで2着しています。
そのときクビ差だけ及ばなかったのが
後のオークス馬トールポピー。
桜花賞馬レジネッタには大きく先着しました。
しかし彼女の競走生活はそこで終わります。
放牧中の牧場で非業の死を遂げたからです。
夢の重さや大きさは
背負っているものの重さであり大きさだと思います。
アプレザンレーヴという馬、
あまりにも多くのものを背負っていますね。
「夢のあとで」待っているものが
栄光のゴールであったらいいのに・・・。
合田直弘さんの『海の向こうの競馬、そしてホースマン2』、
世界の大馬主シリーズにつづいて、
サッカー選手に馬主が増えているというお話です。
日本でもプロ野球選手やサッカー選手など
著名人が馬主や一口馬主になってくれると
競馬のイメージも良くなるんですけれどね。
松永幹夫調教師と四位洋文騎手による
対談「それいけオークス!」
たいへんな反響をいただいたスペシャルプレゼントは
受付を終了させていただきました。
たくさんのご応募ありがとうございました!
プレゼントは厳正なる抽選ののち
幸運を引き当てたみなさまにお送りしますので
楽しみにおまちください。
きょうも来てくださってありがとうございます。
午後には枠順が発表されます。
いよいよダービーですね。