2011年02月19日
こんにちは。
フェブラリーSをめぐる世代別の評価を試みてきました。
結論としては05年生まれの現6歳世代が強いということですが、
その主力勢が休養や引退や賞金不足で不在というのも事実です。
言葉は悪いのですが、“二軍” が果たして世代の強さを証明できるか、
今年のフェブラリーSの大きな焦点の一つだと思います。
“二軍” と言ってしまっては申し訳ない存在もいます。
南部杯G1でエスポワールシチーを倒したオーロマイスターです。
ムラな印象もあるのですがダート1600mは2戦2勝とパーフェクト。
4歳6月に通算14戦目でダートに矛先を向け、
1000万クラスを東京1600mで1分35秒5の好時計で4馬身差の快勝。
盛岡の南部杯では1分34秒8のレコードタイムを叩き出し、
王者エスポワールシチーに3馬身と信じられない差をつけました。
まさに “マイルマイスター(巨匠)” ですね。
“巨匠” には05年世代のフェブラリーS3連覇、
昨年のエスポワールシチーに続いて父ゴールアリュールとの
2年連続の親仔制覇などの記録もかかっています。
他にも6歳勢はクリールパッション、ダイシンオレンジ、
マチカネニホンバレ、メイショウタメトモと駒を揃えています。
メイショウタメトモは初G1の前走・川崎記念を2着と好走、
フリオーソには完敗の格好ですが上る勢いはありそうです。
マチカネニホンバレは何とももどかしいレースが続くのですが、
大外枠というのは何だか気分良く走れそうな気もします。
きょうも来てくださってありがとうございます。
それにしても今年のフェブラリーS、
ちょっと割り切れない思いが少なからずあります。
明日はそのあたりを考えてみようと思います。