2011年02月27日
こんにちは。
今日の中山メインはG2中山記念が行われます。
1936年と戦前の創設で歴史と伝統のあるレースです。
51年までは春秋2回施行されていたので今年で85回目になります。
強いといわれる4歳世代がヴィクトワールピサを大将格に
顔を揃えましたが近年の傾向としては
以外に高齢馬が活躍しているのが目立っています。
4歳馬の優勝は04年のサクラプレジデントが最後ですね。
ここ6年は6歳、7歳、8歳、7歳、8歳、6歳が勝っています。
バランスオブゲーム、カンパニーが連覇していることもありますが、
オジサンパワー炸裂のレースというのが流れのようです。
今年は8歳馬不在で7歳と6歳がそれぞれ3頭ずつ出走します。
ちょっと気になるのがレッドシューター。
6歳にして重賞初挑戦ということになりますが、
まだ15戦しか経験しておらず馬はフレッシュです。
父レッドランサムはロベルト系の種牡馬でこの系統には
グラスワンダーを出したシルヴァーホーク、
シンボリクリスエスの父クリスエスなどがおり、
成長力に富んだ馬を輩出しているのが特徴です。
レッドランサム自身の産駒には古馬まで安定して走り、
ドバイワールドCを勝ったエレクトロキューショニストがおり、
産駒インティカヴを通じて昨秋驚異的な成長を見せた
ヨーロッパ牝馬チャンピオンのスノーフェアリーがいます。
晩成の大器の開花を楽しみに見守りたいと思います。
きょうも来てくださってありがとうございます。
来週はもう桜花賞、皐月賞のトライアルがスタートします。
いよいよクラシックシーズンの開幕ですね。