2011年03月07日
こんにちは。
混戦弥生賞を1番人気のサダムパテックが勝ちました。
お父さんのフジキセキと親仔制覇ということになります。
まずはおめでとうございます。
フジキセキはサンデーサイレンスの初年度産駒で
三冠確実と言われながら屈腱炎で弥生賞を最後に
4戦不敗のままターフを去りました。
父サンデーサイレンスがライバルという極めて厳しい環境で
種牡馬生活をスタートさせたのですが、
その成績は素晴らしいものがあります。
すでにJRA通算1100勝を超え、これは歴代10頭目だそうです。
シャトル種牡馬としてオーストラリアへ出かけ、
ドバイシーマクラシックなどG1を4勝した女傑サンクラシーク、
現役のキンシャノキセキなどが南半球での産駒です。
もちろん日本でもダートの帝王カネヒキリをはじめ、
G1ホースを続々と輩出しています。
ところが、なぜかクラシックとは無縁のままです。
自身、皐月賞を前に無念のリタイアを余儀なくされたように、
クラシックの星から見放されているのでしょうか。
いちばん近くまできたのが初期産駒のブルーリッジリバーかな。
お母さんがスカーレットブーケの全姉という良血馬で、
俳優の小林薫さんの愛馬として人気があった馬です。
01年、ちょうど10年前の桜花賞で2着に健闘しています。
あとはドリームパスポートでしょうか。
皐月賞2着、ダービー3着、菊花賞2着ともう一歩でしたね。
きょうも来てくださってありがとうございます。
サダムパテック、父に初のクラシックを戴冠させられるでしょうか。
皐月賞までのカウントダウンが始まりました。