2011年03月13日
こんにちは。
明日14日は高知競馬場で黒船賞が行われます。
JRAでも馬券売上が減少を続けていますが、
地方競馬はもっと深刻な経営難に見舞われています。
黒船賞は1998年に創設され、今年で13回目を迎えます。
アレッ14回目じゃないの?
そう2008年は資金難で中止の憂き目を味わっているのです。
競馬維持のために 《かいばおけ支援金》 をファンにお願いして
1000万円ほどを支援していただいたこともあります。
こうなると当初は総賞金5400万円あった賞金も、
年を追って減少し、今年は総賞金3150万円と往時の6割以下、
厳しさはどんどん加速しています。
質の高い出走馬の確保にも苦労することになりそうですが、
今年は幸いにもいいメンバーが顔を揃えてくれました。
スーニは昨年に続いて史上初の連覇を狙います。
G1のフェブラリーSこそ崩れましたが、
1400mのここならセイクリムゾンも黙っていないでしょう。
根岸Sを1番人気で大敗したケイアイガーベラですが、
大外枠は注文どおりで変り身があって驚けないでしょうね。
安定株ミリオンディスクもちょっと間が空きましたが、
ダイショウジェットともども注目でしょうか。
地方勢は3連勝中と好調の名古屋のキングスゾーン、
船橋所属で南関東スプリント路線の常連ナイキマドリード、
このあたりに頑張ってもらいましょうか。
きょうも来てくださってありがとうございます。
黒潮賞の受難の歴史はJRAにも他人事ではないでしょう。
競馬界全体で考えなければならない問題だと思います。