2011年03月16日
こんにちは。
昨夕、街を歩いてみました。
デパートは午後6時で閉店し、
通りはシャッターの降りているお店も少なくありません。
パチンコ屋さんもそうした1軒でした。
計画停電に協力し節電に努めるのだそうです。
スポーツ界でもさまざまな動きが見られます。
開催中止を早々と決めたJリーグは潔く感じました。
プロ野球はまだもめているようですが何を考えているんでしょうか。
でも選手会長の阪神・新井貴浩選手の言葉には感動しました。
《今、プロ野球が何を見せるべきかということが問われている。
(それがプロ野球の) 今後50年、100年の価値を決める》
まったくその通りだと思います。
“野球を通じて元気づける” というところへ逃げないで、
物事を真っ正面からとらえた発言だと思いました。
こうしたアスリートがいることは日本の誇りですね。
そしてこの問いかけは単にプロ野球の問題にとどまらず、
日本人一人一人の心の錘 (おもり) なのだと感じさせられました。
世の中全体がそうなのですから、
競馬だけが開催を続けるわけにもいかないでしょう。
3月いっぱいの中山競馬を中止するのもやむを得ないですね。
残念に違いはないのですが、JRAの良い判断だったと思います。
きょうも来てくださってありがとうございます。
考えなければならない問題は山積しています。
でも、新井選手が問いかけてくれたように
《50年、100年先の価値》 をじっくり考えながら、
一歩一歩進んでいきたいと思っています。