2011年03月18日
こんにちは。
忌まわしい震災から1週間がたちました。
救援物資がないとか、あるいは避難所近くに山積みされているのに、
それを運ぶガソリンがないとか、悩ましいことになっています。
クリエーターの糸井重里さんが主宰する
『ほぼ日刊イトイ新聞』 というウェブメディアでは、
毎日こうした問題を考え続けていてくれています。
《 「歌」 も 「笑い」 も、「化粧品」 も 「玩具」 も、
救援物資の箱のなかに入るのは、
まだなのだと、ぼくは考えたがっています》
食糧や水や毛布やガソリンが必要とされているときに、
それ以外のこと、つまり楽しみとか娯楽とか、
あまり考えない方がいいのかもしれない、と。
でも、日めくりが1枚、1枚とはがされていくうちに、
なんとはなしに競馬も再開されることになっています。
《東北関東大震災被災地支援競馬》 と銘打って、
19日から阪神と小倉で開催されることが決まりました。
JRAは先に拠出した義援金1億円に加えて売上の一部を、
馬主協会は5000万円と出走1頭当たり3万円、
調教師会は500万円と出走1頭当たり1万円、
騎手クラブは500万円と出走1頭当たり3000円を寄付します。
3日間の開催でおよそ1億円プラス売上の一部が支援に回されます。
被災地にはモノもカネも必要です。
日本のホースマンをあげて出来ることをしようという姿勢は尊い、
でも、本当にどれでいいのだろうか、そういう気持ちは残ります。
きょうも来てくださってありがとうございます。
東北や関東では馬券を買うのもままなりません。
早くまっとうな気持ちで競馬を楽しみたいですね。