2011年03月20日
こんにちは。
阪神大賞典といえば天皇賞の主役たちの
花も身もある顔見世興行みたいなイメージがありました。
ところが、この10年は大賞典の勝ち馬で本番も制覇したとなると、
ディープインパクトとアドマイヤジュピタの2頭だけ。
大向こうを唸らせるというところまで行きませんでした。
その前の10年間がメジロマックイーンの連覇に始まって、
97年からはマヤノトップガン、メジロブライト、
スペシャルウィーク、テイエムオペラオーと4連勝の快進撃。
本番を勝つより大賞典を制する方が難しい、
そんな冗談が真顔でささやかれたりしました。
去年のジャガーメイルのように暮れの香港遠征から
ぶっつけで天皇賞を勝ってしまう馬も出現しています。
国際化が進み、ローテーションも多様化してきています。
大賞典が “王道” に君臨した時代は終わったのでしょうか?
今年はトーセンジョーダンの強さが本物か試されるのでしょうが、
“王道” というには寂しいメンバーです。
コスモメドウは父キングスベスト、母父サドラーズウェルズと
昨年の凱旋門賞馬ワークフォースと同配合ですね。
上がり馬としての楽しみはありそうです。
きょうも来てくださってありがとうございます。
あと、ちょっと応援してみたいなと思っているのが、
小倉・中京記念のシャドウゲイト。
9歳馬ですが、このメンバーならという気がしないでもありません。
シンガポール遠征に向けて頑張ってください。