2011年05月25日
こんにちは。
7月11日と12日に開かれるセレクトセールの上場馬が決まりました。
今年は1歳馬が前年比40頭増の240頭、
逆に当歳馬は20頭減の200頭の上場になるようです。
少しずつですが欧米スタイルに近づいているようです。
というのは、ご承知のように馬の購買は、
血統、配合、馬体などが決め手になることが多いようです。
血統や配合などは一生涯変わることはありませんが、
馬体は時々刻々と変化していきます。
皮肉なことに悪い方へ変化するのがほとんどです。
馬主さんの立場に立てば成長の進んだ1歳馬の方が、
まだ成長途上の当歳馬よりリスクが少ないということになります。
ということで欧米並の1歳馬セールが主流になっていくのは、
合理的であり、しごく当然なことのように思えます。
1歳馬セール自体がなかった時代もあったなどとは、
今ではとても信じられないでしょう。
でもキーンランドが7月セールを廃止して9月一本に絞ったように、
馬主さんのリスク軽減の観点からは、
もう少し遅い時期でもいいのかなぁという気はします。
ヨーロッパのタタソールズは昔から10月開催ですし、
キーンランドとタタソールズの間くらいはどうでしょうか。
(ちょっと忙しすぎるか?)
きょうも来てくださってありがとうございます。
第3世代、第4世代が上場されるディープインパクト産駒は
エアグルーヴの1歳牝駒の顔も見えます。
今度こそダイナカール、エアグルーヴに続いて母娘孫の
三代オークス制覇の夢はかなうのでしょうか。
『馬名ミュージアム』 を更新しました。
こちらも、ぜひお楽しみください!