2011年06月01日
こんにちは。
早いもので今日から6月です。いかがお過ごしでしょうか。
今週はマイル王決定戦・安田記念の話題をお届けしています。
さて、サンデーサイレンス初年度産駒が3歳を迎えた1995年、
この年を日本競馬の一つのターニングポイントとすると、
この16年間でマイル路線はどう変化してきたのでしょうか。
安田記念に限ると、意外にもSS系はちょっと地味めです。
直仔では07年のダイワメジャーが勝ったのみで、
孫世代も04年のダンスインザダーク産駒ツルマルボーイ1頭だけ、
この大種牡馬にしては物足りないと言えるかもしれません。
マイルが少し苦手かと言えば秋のマイルチャンピオンシップでは、
96年のジェニュインに始まって
デュランダルとダイワメジャーが2勝ずつ、
ハットトリックに孫のブルーメンブラットで合計7勝しています。
文句のない実績と胸を張れるものです。
それでは東京マイルというコース適性に課題があるのでしょうか?
先だっても孫世代のブエナビスタがアパパネに負けたばかりです。
切れ味に加えて、もうひと伸びする底力が要求されるコースです。
ブエナビスタに切れ味と底力が足りないとは言えませんが、
すべてが噛み合わないと勝てないレースなのでしょう。
あのブエナですら負けることがあるコースという言い方もできます。
競馬の醍醐味が堪能できる、そんなイメージもあります。
サンデーサイレンスという偉大な血から受け継いだ競走能力に加え、
さらにプラスアルファが必要なコースなのでしょうか。
そのプラスアルファとは何なのか?
引き続き考えてみたいと思います。
きょうも来てくださってありがとうございます。
『馬名ミュージアム』 を更新しました。
あの馬の馬名の由来をチェックしてみてください。
今月もよろしくお付き合いください。