2011年06月06日
こんにちは。
きょう行われる九州ダービー (佐賀2000m) で
“地方競馬の祭典” ダービーウィークが開幕します。
ご存じのように、佐賀から北海優駿 (門別2000m) へとリレーされ、
明後日の8日には東京ダービーへとタスキが受け継がれます。
その後も兵庫ダービー (園田1870m)、東海ダービー (名古屋1900m)、
そして被災地盛岡の岩手ダービー (2000m) でフィナーレとなります。
地方ファンには胸ワクワクの1週間ですね。
このダービーウィークの勝ち馬は、
7月14日のG1ジャパンダートダービーへの優先権が与えられます。
全国の予選を勝ち抜いてきた馬同士で、
チャンピオン決定選手権をやろうという趣向ですね。
この優先出走権以外にもちょっと味な副賞がプレゼントされます。
各スタリオンの協力により種牡馬の種付け権が贈られるのです。
佐賀がオークス馬を出したばかりの “旬” のデュランダル、
門別はダーレージャパンの期待の星ディープスカイ、
園田は二冠馬メイショウサムソン、名古屋はキングヘイロー、
盛岡がマツダゴッホというラインナップになっています。
昨年までは副賞がなかった東京ダービーも
今年は大物ハービンジャーの権利が贈られることになりました。
南関東を除く地方競馬はそろって財政事情が厳しく賞金も安いため、
出走のモチベーションを高めるという配慮もあるのでしょうが、
ファンに血統にも興味を持ってもらうという意味では、
関係ホースマンの皆さんの心意気が感じられて、
意義の深い素晴らしいキャンペーンだと思います。
きょうも来てくださってありがとうございます。
今日から始まるダービーウィーク、
楽しみに1週間を過ごさせてもらいたいと思っています。