2011年06月15日
こんにちは。
日本時間の昨夜、ロイヤルアスコットが華々しく開幕しました。
第1レースのクイーンアンSで4歳のキャンフォードクリフスが
6歳牝馬のゴルディコヴァにマイル界盟主の世代交代を迫り、
完勝と言って良い内容でチャンピオンの座につきました。
これでG1を5連勝という快進撃です。
キャンフォードクリフスは昨秋のマイルチャンピオンシップに
エントリーしていました。今年はどうなんでしょうか。
ぜひ京都のターフで世界の走りを見せてほしいものです。
第3レースのセントジェームズパレスSは
フランケルがまた力任せのレースぶりで7連勝を飾っています。
でも今回は直線で脚があがって苦しい勝利でした。
この後は7月27日のサセックスS (8ハロン) で
キャンフォードクリフスとの直接対決に向かうのか、
8月17日のインターナショナルS (10ハロン) にチャレンジして
未知の距離を試すのかまだ未定のようですが、
いずれにしろ今回のレースぶりでは歴戦の古馬を相手に
ちょっと黄信号が点滅しはじめたのかもという印象もあります。
グランプリボスは残念な結果に終わりました。
馬場適性とか血統とかいろいろあったのでしょう。
スタートして坂を上がり、逆くの字の四角を回ってまた上り坂、
重い芝に加えて実にタフなコースです。
スピードだけではなく、2000mくらいを走り切るスタミナがないと、
とてもじゃないけれど勝負になりません。
世界の壁がまだまだ厚く高いことを思い知らされました。
でも世界の強さを肌身で感じたことは無駄ではないでしょう。
いつかロイヤルアスコットに日の丸を翻してほしいと思いました。
きょうも来てくださってありがごうございます。
ロイヤルアスコット2日目の今夜はプリンスオブウェールズS、
オーストラリアからやって来たソーユーシンクが人気です。
凱旋門賞の有力候補に上げられています。日本勢には強敵ですね。
じっくりとレースぶりを拝見させてもらいましょう。
毎週水曜日に更新の 『馬名ミュージアム』 もよろしくお願いします。