2011年06月26日
こんにちは。
いかがお過ごしでしょうか。
日本では宝塚記念、海の向こうは愛ダービーの日曜日です。
愛ダービーは敗者復活戦のような様相を呈しています。
英ダービーでライアン・ムーア騎手が悔しがるような
もどかしいレースで3着に敗れた女王陛下のカールトンハウスが
今度こそ戴冠してくれるのではと人気を集めています。
父がアメリカ育ちのストリートクライですが、
もともとが芝向き配合の馬をアメリカで走らせたらどうなるか?
つまり芝もダートも走るスーパー血統を生み出そうという
ゴドルフィンの壮大な野望が生んだサラブレッドですから、
ヨーロッパの芝であってもなんの問題もないでしょう。
ダートのケンタッキーダービーを勝ったストリートセンス、
オールウェザーの無敗女王ゼニヤッタに続いて、
芝のチャンピオンホースが誕生するのでしょうか。
2番人気は英ダービー2着のトレジャービーチ。
同厩舎のメンフィステネシー(このレースにも出走)が
スローペースで逃げて、直線半ばでトレジャーが抜け出して、
エイダン・オブライエン調教師の作戦勝ちと思った瞬間、
大外をフランスから遠征したプルモアが凄い脚で伸びてきました。
同じクールモアですから、馬主にはどちらでも良かったのですが。
ましてプルモアがモンジュー、トレジャーがガリレオ産駒と
クールモアの屋台骨を支える父系ですから余計にそうです。
ところでトレジャーには父ガリレオとの父子制覇がかかっています。
3番人気はダンテSでカールトンハウスの2着だったシヴィル、
2000ギニー3着、ダービー5着と一歩足りないレースを続けている
エド・ダンロップ厩舎のネイティブカーンが4番手で
愛2000ギニー馬ロデリックオコンナーがそれに続き、
メンフィステネシーは今回も低人気ですから気楽な逃げを打つ?
きょうも来てくださってありがごうございます。
このところ暑さが増して電力消費も上向いています。
計画停電を考えなくてはいけないのでしょうか。
ちょっと暗い気分にさせられる夏がやって来ます。