2011年07月05日
こんにちは。
あす川崎競馬場で行われる交流G3のスパーキングレディーC、
3連覇に挑むラヴェリータと3歳馬アイアムアクトレスの対決で
大井に盛り上がっています。
交流重賞に格付けされた1998年以降の13回を振り返ってみると、
3歳馬が凱歌を上げたのは、03年のレマーズガールと
09年のラヴェリータ自身の2例が記録に残っています。
しかし斤量差があるとはいえ、この時期の3歳馬には
古馬相手に互角以上の勝負を挑むのは酷と言えば酷です。
レマーズガール、ラヴェリータともにこのレースを2勝しており、
交流牝馬路線の王道を突っ走ってきた馬です。
それくらいの実力派でないと3歳で勝つのは難しいのでしょう。
アイアムアクトレスにとっては将来を占う一戦になります。
古馬にとっての課題は斤量ということになります。
トップハンデを背負っての勝利はこれまで4例あります。
01年プリエミネンス、06年レマーズガール、
08年トーセンジョウオー、10年ラヴェリータがそれで
背負った重量はすべて57キロでした。
今回ラヴェリータに課せられた58キロは歴代最重量になります。
かつて誰も経験したことのない領域に挑むわけです。
史上2頭目のユニコーンS勝ち牝馬となったアイアムアクトレス、
史上初のスパーキングレディーC2連覇を成し遂げ、
その記録をさらに伸ばそうと意気込むラヴェリータ、
新旧女王の直接対決は川崎の夜を熱くしてくれそうです。
きょうも来てくださってありがごうございます。
今年のドバイワールドCで本命視されていたボールドシルヴァーノ、
無念にも直前に出走回避しましたが、
南アフリカ調教馬ということで話題を呼びました。さて、先週、
その南アフリカ最大のレース、ダーバンジュライが行われました。
昨年の覇者はボールドシルヴァーノだったのですが、
今年はイググという牝馬が人気に応えたようです。
彼女は南アフリカ史上初の牝馬三冠を成し遂げた女傑です。
来春のドバイでは多いに注目を集めることでしょう。
海の西も東も南も牝馬の勢いの良さが目立つ昨今ですね。