2011年07月10日
こんにちは。
きょうの京都6R新馬戦 (芝1400m) デビューするラブディランは
馬名が示すようにディラントーマスの初年度産駒になります。
ディラントーマスは名門エイダン・オブライエン厩舎に所属し、
3歳時は愛ダービーと愛チャンピオンSを制しています。
今年トレジャービーチの勝利でオブライエン厩舎は
愛ダービー6連覇を達成しましたが、その前人未到の大記録の
一歩目をしるしたのが他ならぬディラントーマスでした。
彼は古馬になってますます充実しキングジョージを制覇すると、
返す刀で凱旋門賞までもぎ取ってみせます。
輝かしい勲章を胸に彼はジャパンCにやって来ますが、
検疫の問題で入国できず我々の前に姿を現わせませんでした。
翌年彼はアイルランドのクールモアスタッドで種牡馬入り、
最初の産駒の1頭がラブディランというわけです。
4年前の忘れものを産駒が代わりに取りに来たのでしょうか。
ラブディランはドクターコパの愛称で有名な小林祥晃さんの愛馬で、
笠松の快速牝馬ラブミーチャン繋がりの馬名ですね。
母父がミスタープロスペクター系ゴーンウェストですから
スピードはありそうです。芝も問題ないでしょうね。
現在、JRAにはラブディラン以外にも2頭の登録があります。
社台レースホース所属のグランシャルムは
ミッションモードの半妹という血統です。
東京サラブレッドクラブ所属のレッドグロリアは
松田国英調教師が『とても賢い』と褒めているようです。
残念ながらすべて牝馬なのですが、
桜戦線、樫戦線をにぎわすように育ってほしいものです。
きょうも来てくださってありがごうございます。
福島の代替開催として行われた中山も今日が最終日、
次週から舞台は新潟へと移ります。
いよいよ本格的なサマー競馬の季節がやって来ます。