2011年07月21日
こんにちは。
最後まで出否に慎重な姿勢を崩さなかったワークフォースの
サー・マイケル・スタウト調教師がゴーサインを出しました。
というのも凱旋門賞、英ダービーを含めて4-2-0-1と
抜群の安定感を誇っている王者ワークフォースの唯一の大敗が
昨年のアスコットでのキングジョージだったからです。
同じスタウト厩舎のハービンジャーが11馬身差で圧勝し、
ワークフォースは2着ケープブランコからも6馬身差の5着と
信じられない負け方をしてしまいました。
アスコットの馬場適性に疑問符が付いたのは当然でしょう。
とはいえ、11馬身差で2分26秒78というレコード決着でしたから、
あれは参考外という見方をする人も少なくありません。
スタウト師はこれまでキングジョージ通算5勝と
サイード・ビン・スルール師と並んで史上トップの戦績。
一昨年のコンデュイット、昨年のハービンジャーで連覇中です。
先日の愛ダービーで6連覇を飾ったエイダン・オブライエン師が
カラ競馬場を自分の庭のようにしているのと同じく
アスコット競馬場はスタウト師のマイコースといった趣きです。
さて、ワークフォースが出走となるとオッズも変化します。
これまで一貫して1番人気に支持されていたオブライエン厩舎の
セントニコラスアビーが2番手評価に後退し、
遅咲きの良血馬リワイルディングが追いかける展開になっています。
惑星視されているのが上がり馬ナサニエルで、ここまでが圏内。
他馬ではちょっと勝負にならないという見方がもっぱらです。
きょうも来てくださってありがとうございます。
明日は最大の惑星ナサニエルを追いたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。