2011年07月28日
こんにちは。
グローリアス (光栄に満ちた) と冠のついた今回のグッドウッド開催。
前半戦の大一番サセックスSはフランケルが圧勝しました。
チャンピオンホース・キャンフォードクリフスに5馬身差、
文句のつけようがない “異次元の走り” でした。
これで9戦9勝、次は10月15日のアスコット競馬場、
今年から施行される “チャンピオンズデー” が目標のようです。
本線はマイルのクイーンエリザベス2世Sなんでしょうが、
今回のように賢く折り合って走れるなら、
2000mのチャンピオンSという選択肢もあるような気がします。
さて、グッドウッド後半戦のハイライトは30日のナッソーSです。
牝馬限定の10ハロン戦ですが、良いメンバーが揃いました。
各世代から有力馬が出走して最強世代決定戦の趣きがあります。
6歳はロスチャイルド家のクリスタルカペラが代表です。
8-2-0-2の実績で、連を外したのはいずれもG1レースでした。
ちょっと家賃が高いのかもしれません。
でも、パリ大賞のメアンドレ、キングジョージのナサニエルと、
ロスチャイルドファミリーは今季絶好調ですからね。
5歳代表はこのレース2連覇中のミッディが勤めます。
G1・5勝を含めて8-6-3-2と超堅実、
一昨年のBCフィリー&メアターフ以来9戦連続で連対中です。
ただ前走は2着は確保したものの3歳ミスティフォーミーに
5キロの斤量差はありましたが、6馬身もちぎられしまいました。
ちょっと負けすぎ? 名誉 (グローリアス) 挽回できるでしょうか。
昨年のヨーロッパ3歳牝馬チャンピオンのスノーフェアリーは、
前走エクリプスSは牡馬のスーパースターに混じって4着でした。
ソーユーシンク、ワークフォースが相手では責められません。
当初からここが狙いといったフシもあり、
昨秋の京都・香港キャンペーンで見せた豪脚復活に期待です。
これらの古馬勢にチャレンジするフレッシュな3歳馬は
ミスティフォーミーとバニンピアが有力視されていますが、
このあたりは明日くわしくお伝えしたいと思います。
きょうも来てくださってありがとうございます。
プリティポリーSでミスティフォーミーが古馬を6馬身ちぎり、
キングジョージではナサニエルがワークフォース以下に完勝、
そして今回のフランケルと3歳陣の勢いが止まりません。
斤量差はあるのですが、勝負あった!みたいな感もあります。
古馬の巻き返しに期待したいのですが。