2011年08月05日
こんにちは。
最初に残念なニュースをお伝えしなければなりません。
欧州マイル戦線が凄い盛り上がりと昨日書いたばかりですが、
その主役の1頭キャンフォードクリフスが引退するそうです。
フランケルとのサセックスSの死闘で外に大きくよれましたが、
心配されたように、やはり脚に異常があったようです。
マイルG1を5連勝した昨年から今年にかけてのパフォーマンスは、
実際に素晴らしいものでした。
ひょっとしたら秋のマイルチャンピオンシップに来日、
とひそかに期待していたので残念さもひとしおです。
さて、今週末のヨーロッパはアスコット競馬場で開かれる
世界のジョッキーの腕比べシャーガーCが中心となります。
対象レースは全部で6レース、1000m、1200m、1600m、3200mが
おのおの1鞍、2400mが2鞍とバラエティに富んでいます。
競技はチーム対抗の形でイギリス選抜、アイルランド選抜、
両国以外のヨーロッパ選抜、その他の地域からの世界選抜で争われ、
ジョッキー世界選手権の趣きが色濃い番組になっています。
日本からは武豊騎手が世界選抜の一員として出場します。
イギリスは5回連続出場とシャーガーCの顔ヘイリー・ターナー騎手、
ポール・ハナガン騎手は前売りオッズの大本命に推されています。
ジム・クロウリー騎手は今年のキングズスタンドSを勝っています。
アイルランドはキャンフォードクリフスのリチャード・ヒューズ騎手以下、
愛ダービーを制したコルム・オドノヒュー騎手、
日本でもおなじみになったフランシス・ベリー騎手が代表です。
ヨーロッパ選抜も凄い顔ぶれです。
オリビエ・ペリエ騎手、クリストフ・ルメール騎手、
イタリアからミルコ・デムーロ騎手が参戦します。
世界選抜は香港のトップジョッキー・ダグラス・ホワイト騎手
オーストラリアからはヒュー・ボウマン騎手が加わり、
武豊騎手が日の丸を背負ってアスコットを駆けます。
このうちの何人かはヨーロッパがシーズンオフとなる秋冬には、
短期免許を取得して日本のターフに姿を現すのでしょうね。
その意味でも注目したい週末のアスコット競馬場です。
きょうも来てくださってありがとうございます。
日本では函館2歳Sと関屋記念がメインレース、
今週もたっぷりと競馬をお楽しみください。