2011年08月07日
こんにちは。
毎年10月の第1日曜日、今年は10月2日に開催される凱旋門賞、
もう本番まで2ヶ月を切ったのですね。
残る主要なステップレースというとフランスでは9月11日、
本番と同コース、同距離で行われる牝馬限定のヴェルメイユ賞、
3歳馬限定のニエル賞、古馬にも開放されたフォア賞です。
日本馬たちもここをひと叩きして本番に向かうのでしょうね。
イギリスでは8月中旬のインターナショナルS、
アイルランドは9月初旬のチャンピオンSが叩き台になります。
ここまでのレースで一番強い印象を残したのは、
やはり英ダービーを大外一気に差し切ったプールモアでしょうか。
エイダン・オブライエン軍団がガッチリと先団を形成し
スローペースに持ち込み軍団の1頭トレジャービーチが抜け出した、
と思った瞬間にもの凄い勢いで駆け抜けました。
サドラーズウェルズ系のモンジュー産駒で
これまで出した6世代で英ダービー馬は3頭目になります。
ここ一番の底力は驚異的というしかない強さです。
管理するアンドレ・ファーブル調教師は凱旋門賞を7勝、
史上最高の凱旋門賞ハンターの名声をほしいままにしています。
パリ大賞を2分26秒台と出色の時計で走破したメアンドレも
ファーブル師が鍛え上げた3歳の上がり馬です。
使い分けるのか、2頭出しで挑んでくるのか微妙ですが、
ファーブル勢が台風の目になるのは間違いなさそうです。
きょうも来てくださってありがとうございます。
明日はイギリス勢の動向をお伝えします。よろしくお願いします。