2011年08月08日
こんにちは。
本番まで2ヶ月を切った凱旋門賞ですが、
昨日はフランス馬の動向をお伝えしました。
今日は競馬発祥の地・イギリス勢のご紹介をしようと思います。
期待はやはり2連覇をめざすワークフォースでしょうか。
昨年は英ダービー、凱旋門賞を制覇した堂々たる一流馬です。
でも取りこぼしも多い馬で少々信頼感に欠ける傾向もあります。
今季はG3勝ち後のエクリプスSがソーユーシンクの2着、
前走キングジョージは直線で外によれてナサニエルの2着でした。
堅実といえば堅実なのですがインパクトに欠けるのも確かです。
ただロンシャン適性は高いとされ本番での一変があるかも。
おそらくブッツケで凱旋門賞に向かうことになりそうです。
今季最大の上がり馬はナサニエルで決まりでしょう。
ヨーロッパで大爆発中のガリレオ産駒でG1初挑戦の
キングジョージを快勝して凱旋門獲りに名乗りを上げました。
ロスチャイルド一族が久しぶりに送り出す超一流馬ですが、
しかしこの馬、パワーが要求されるアスコットを得意としていて、
ロンシャンの馬場があまり固いようだとどうだろう?
と英チャンピオンS(10ハロン)とダブル登録して両にらみの姿勢。
走りっぷりは12ハロンの凱旋門賞向きと思うのですが。
女王陛下をオーナーに持つカールトンハウスは、
クラシックで勝ちきれないレースを続け影が薄くなった感じです。
モハメド殿下が生産し女王に贈られたというエピソードもあり、
非常に人気の高い馬ですからなんとか巻き返してほしいものです。
きょうも来てくださってありがとうございます。
明日は名門エイダン・オブライエン軍団を中心とする
アイルランド勢の動向を探ってみたいと思います。
夏休みの暇つぶしに訪ねてくださったら嬉しいです。