2011年08月24日
こんにちは。
サンデーサイレンス系の輸出種牡馬がなかなかの活躍です。
ディヴァインライト産駒のナタゴラが英1000ギニーを勝ち、
先日はハットトリックの仔ダビルシムがモルニー賞を制覇しました。
ロシアの牝馬マタハリは牡馬混合のG1で惜しくも2着でした。
ハットトリック恐るべし、サンデーサイレンス恐るべしですね。
ところでサンデーサイレンス自身の海外での産駒実績はというと、
サンデージョイがオーストラリアンオークスG1を勝ったのをはじめ、
仏G3クレオパトル賞をサンデーピクニックが制しています。
日本国内で高値で売れるので輸出されること自体が少ない割には、
それなりの成績というべきでしょうか。
オーストラリアではシャトルで出かけたフジキセキが
ドバイシーマクラシックのサンクラシーコを出して大成功、
キンシャサノキセキは日本に逆輸入されて
高松宮記念連覇など一流スプリンターとして君臨しました。
オーストラリア、ニューギーランドなどのオセアニア地区では
高松宮記念を勝ったシンコウキングが頑張っています。
サドラーズウェルズの全弟フェアリーキング産駒で、
半兄に英ダービー馬のドクターデヴィアスがいる良血、
5頭のG1馬を出しているのはさすがです。
ノーザンダンサー2×3の強いインブリードを持ち、
競走馬としては気性の悪さに泣かされていましたが、
種牡馬としては並み外れた闘争心を伝えているようです。
きょうも来てくださってありがとうございます。
こうして見ると日本馬のレベルが上がっている気がします。
とくにサンデーサイレンス系の一流種牡馬には
世界から熱い注目が集まって不思議ではないでしょう。
『馬名ミュージアム』 を更新しました。
こちらもお楽しみください。