2011年08月27日
こんにちは。
今日と言っても日本時間では日付が変わる深夜ですが、
サラトガ競馬場では “真夏のダービー” トラヴァーズSが行われます。
総賞金ミリオン (100万ドル)、創設以来147年目を迎える
格式と伝統を誇るダート10ハロンのレースです。
今年はケンタッキーダービー馬アニマルキングダムが
年内休養ということで姿を見せないのは残念ですが、
プリークネスS馬シャックルフォード、
ベルモントS馬ルーラーオンアイスが順調に駒を進めて来て、
前走ハスケル招待Hでこの2頭をまとめて負かしたコイルも出走、
どうやら3強の争いといった形勢のようです。
新星コイルはデビュー以来オールウェザーばかりを使われて、
ダートコースもG1レースも前走が初体験という馬です。
そういえばアニマルキングダムもダービーが初ダートでした。
オールウェザーのレースが充実してきたこともあるのでしょうが、
この先、アメリカ競馬の血統のあり方に変化が起きるのでしょうか。
オールウェザー大得意のゼニヤッタの花婿に迎えられたのが、
ダートは鬼のバーナーディニだったように、
これからは両刀使いの血統が重宝されるようになるのでしょうか。
今後を占う意味でもトラヴァーズSに注目してみたいと思います。
きょうも来てくださってありがとうございます。
明日はボーナス賞金5000万円がかかったサマースプリント第4戦、
キーンランドCでカレンチャンがボーナスゲットに挑みます。
相手が揃って、ここが正念場になるのでしょうか。