2009年06月14日
おはようございます。
今週は春の東京シリーズ最後の重賞です。
なんとなく地味めな印象があるエプソムCですが、
意外に出世レースとしての側面を秘めています。
91年の勝ち馬プレクラスニーは
準オープンを勝ったばかりでエプソムCを制し、
秋には毎日王冠から天皇賞まで4連勝と
一気に頂点まで上りつめました。
6歳のとき、コックになりたかった。
7歳のとき、ナポレオンになりたかった。
そして、私の野心は、
それ以来着実に成長し続けている。
サルバドール・ダリの言葉だそうです。
地味なように見えても成長する馬も多くいます。
エプソムCは、そんな馬のステップ台として
力を貸してくれるレースなのでしょうか。
96年のマーベラスサンデーも
準オープンからこのレースへ駒を進め、
札幌記念、朝日チャレンジC、京都大賞典と
破竹の重賞4連覇を飾り、
翌年には宝塚記念を勝ち、有馬記念で2着しました。
最近では2007年のエイシンデピュティでしょうか。
このレースのあとも着実に力をつけ
翌年の宝塚記念では
その年の天皇賞(春)馬メイショウサムソンを撃破して
G1馬の仲間入りをしています。
さて、ことしはここをステップに秋へ向けて
大きくはばたく上がり馬は出現するのでしょうか。
そんな楽しみもありそうなエプソムCです。
『海の向こうの競馬、そしてホースマン2』は
ニジンスキー以来39年ぶりの3冠馬誕生か!?
というトピックスを合田直弘さんが伝えてくれます。
『馬券術どおり買ったこうなった』
『競馬新聞の◎をチェック!』
まだご覧でない方はご参考までにどうぞ。
きょうも来てくださってありがとうございます。
来週もよろしくお願いします。