2011年09月06日
こんにちは。
東サラ1歳馬募集にラインナップされた
アグネスタキオンのラストクロップをご紹介しています。
ショウダウンの2010 (母父ダルシャーン) は、
祖母ラストセカンドの血に注目です。
現在はG1に格上げされているナッソーS、サンチャリオットSと
当時のG2を2勝した名牝で繁殖としても一級の成績を残しています。
デインヒルとの間に産んだオージールールズは
仏2000ギニー勝ちとクラシックの栄冠を獲得しています。
ダルシャーン牝駒のアプローチは
昨年の愛ダービー、英セントレジャーでともに2着した
ミダスタッチ (父ガリレオ) の母となっています。
そんなに昔ではなく現在形で走っている血脈です。
距離が伸びて真価を発揮してくるタイプなのでしょうか。
アドヴァーシティの2010 (母父シーキングザゴールド) は、
クラブに兄たちを送り込んでいるゆかりの血筋です。
半兄レッドバリオス (父ダイナフォーマー) は新馬を鮮やかに勝ち、
次走G3東スポ杯2歳Sで2番人気に推された素質馬ですが、
気性が激しすぎるのかチグハグなレースでイライラさせられます。
現2歳のレッドエクスプレスは父がディープインパクトに替わって、
父の我慢強さが生きれば素質が開花しないでしょうか。
祖母ディスピュートはケンタッキーオークスなどG1を4勝、
ダンチヒのパワフルなスピードを伝えています。
父がタキオンに替わったことでノーザンダンサーよりは
ボールドルーラーが強調された配合になっており、
ダートのスピード勝負もこなせそうです。間口が広そうですね。
きょうも来てくださってありがとうございます。
明日は東サラのアグネスタキオンのラストクロップ、
牝馬編をお届けします。未来に繋がる血に注目します。