2009年06月20日
こんにちは。
週末の土曜日、いかがお過ごしですか。
きのうは昨年1年間で延べ3452頭が勝利しましたが、
その勝率は7%弱と狭き門だったというお話をしました。
では、世界一手厚いといわれるJRAの賞金ですが、
サラブレッドたちはどれくらい稼いでいるのでしょうか。
昨年は本賞金と特別出走手当てをあわせて
1068億円あまりが支払われています。
出走全馬の1頭あたり獲得額は約970万円あまり、
単純に進上金を差し引くと777万円あまりが
馬主に振り込まれることになります。
昨年末現在でJRAに馬主登録している方は
2343名いるそうです。
個人、法人、クラブなど形態はさまざまで、
何十頭も所有する大馬主から1頭だけの馬主さんまで
いろんな方がいらっしゃいますが、
単純に平均すると1人あたり4560万円あまり、
進上金を引くと3465万円の取り分になる勘定ですね。
ここから馬代金、預託料などをまかなうとなると、
3年も4年も走りつづける馬もたくさんいますが、
経済効率だけでいえば“あわない” ですよね。
でも、そこにはお金だけではない何かしらの魅力が
きっとあるんでしょうね。
そのあたりをじっくり考えてみたい気がします。
『馬券術どおりに買ったらこうなった』
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夕刻ごろの更新になります。
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