2009年07月01日
こんにちは。
7月に入り、いよいよ夏競馬全開ですね。
『夏は牝馬』
こんな競馬格言が言い慣わされてきました。
「牝馬はいろんなことに我慢が利くが、夏の暑さにも我慢が利く」
と藤澤和雄調教師は著書の中で述べています。
たしかに牝馬は仔馬を産むという
大事業を宿命づけられていますから、
たいていのことには
我慢が利くように生まれついているのでしょう。
でも、逆らうわけじゃありませんが、
ちょっとへそ曲がりに考えると、
「夏は牝馬」と昔からいわれているから
夏に照準を合わせて調整される馬に
自然と牝馬が多くなるということもあるのでしょう。
夏場にピークを持ってくる牝馬が多くなれば、
それだけ成績も上がってくるわけです。
まぁ、いろんな要素がからまっているのでしょうが、
結果的に夏に強いのは牝馬が多いようです。
夏の訪れを告げる今週の函館スプリントS、
最近10年間で牝馬が6勝もしています。
やはり夏は“牝馬恐るべし”ですね。
いまのところ出走可能な牝馬は2頭、
ウエスタンダンサーとグランプリエンゼルです。
(ショウナンアクトは除外?)
格言を信じるなら
ずいぶんと美味しいことになりそう・・・。
虚実入り混じっているのはたしかですが、
格言にはそれぞれ味わい深いものがあります。
J-horsemanでは、
そんな古人の知恵がつまった格言・金言を集めて
新たな角度から検証する新企画を進めています。
ご意見をお寄せいただければうれしいです。
きょうも来てくださってありがとうございます。
あすもよろしくお願いします。