2009年07月07日
こんにちは。
空模様がはっきりしませんが、お元気でしょうか。
さて、評論家の山野浩一さんが
今週の『週刊競馬ブック』に興味深い意見を寄せています。
今回の不況でさまざまな産業が低迷を強いられ、
海外競馬は大打撃を受けているようですが、
それらに比較して日本競馬は頑張っているという論旨で、
非常に示唆に富んだ提言をされています。
ちょっと長くなりますが、引用させていただきます。
競馬ほど安上がりなエンタテインメントはない。
国際的なトップアスリートたちによる
選手権レベルの競技を200円で観戦できる
というようなスポーツは競馬以外にありえない。
競馬はディズニーランドのように毎日が絢爛豪華な祭典であり、
Wiiのように家庭で楽しめる安全なスリルであり、
マクドナルドのように手軽で安価な贅沢であり、
馬という自然動物の生理を扱うエコロジーであり、
今回の不況で強かった多くの業種の要素を持った
未来的な産業だと思う。
競馬は未来産業である、この提言に勇気づけられる思いです。
その未来がディズニーランドやWiiやマクドナルドと同じように
世の中の人々のニーズの中にひそんでおり、
このニーズの実現が競馬発展の唯一の手段である、
と山野さんはおっしゃっています。
大変に難しいことばかりですが、
競馬界をあげて取り組むべき課題だと素直に思いました。
きょうも来てくださってありがとうございます。
今週はいろんな新コンテンツが登場の予定です。
どうぞよろしくお願いします。