2011年08月18日
こんにちは。
昨日の英ヨーク競馬場でのインターナショナルS、
ジュドモントファームが冠スポンサーとなっているレースですが、
そのジュドモントの生産馬トゥワイスオーヴァー、ミッディが
ワントゥーフィニッシュという結果に終わりました。
ともにサー・ヘンリー・セシル調教師の管理馬でした。
狙ったレースを狙い通りに制覇した辣腕に感嘆です。
それにしてもトゥワイスオーヴァー、10ハロン戦に強いですね。
2度の英チャンピオンS、エクリプスS、
そして今回とG1は4勝目ですが、すべて芝の10ハロンでした。
ミッディは21戦9勝ですが2着はこれで7度目になります。
どんな条件でも堅実に走る律儀さは立派の一言ですね。
1番人気のアウェイトザドーンはミッディから5馬身の3着と
ちょっと残念、G1初挑戦で経験の差が出たのでしょうか。
さて、今日のヨークは牝馬限定のG1ヨークシャーオークス。
復活が期待されたスノーフェアリーがソフトな馬場状態を理由に
直前に出走回避し、週末のドーヴィルのジャンロマネ賞へ。
ちょっと混戦気配ですが、本命候補はブルーバンティングです。
今年の英1000ギニーと愛オークスを勝ったゴドルフィン所属馬で、
もちろんフランキー・デットーリ騎手が手綱をとります。
2番手以下は愛オークスでブルーバンティングの
2着のバニンパイア、3着のワンダーオブワンダーズが続き、
上昇馬ヴィタノヴァ、6歳になったクリスタルカペラまで横一線。
何が勝っても不思議ではないというムードですね。
ワンダーオブワンダーズは英オークスでも2着しており、
待望のG1制覇まで後一歩のところまできています。
キングマンボに母父サドラーズウェルズの黄金配合が
そろそろ底力を発揮するのでしょうか。
バニンパイアはここが今季9戦目と実にタフな馬です。
相手なりに堅実に走って大崩れはしないタイプです。
逆に未知の魅力は5戦3勝2着2回のヴィタノヴァ、
12ハロンでガリレオの血が爆発しないでしょうか。
きょうも来てくださってありがとうございます。
明日はアメリカからニューヨーク牝馬三冠に挑む
イッツトリッキーという馬の話題をお届けします。