2011年01月20日
こんにちは。
日本競馬史上もっとも傑出した存在感を示すサンデーサイレンス。
自身13年、直仔たちが2年、15年連続で守り続けた巨大帝国が、
遂に昨年、非SS系キングカメハメハによって壁を破られました。
とはいえSS後継馬の層は厚い上にも厚く、
昨年の年度代表馬ブエナビスタ、凱旋門賞2着ナカヤマフェスタ、
ヴィクトワールピサ、ペルーサ、みんなSS直系です。
そう簡単に “帝国崩壊” ということにはなりそうにもありません。
しかし潮目が完全に変わったのも否定できないでしょう。
昨年は外国馬、外国産馬、持込馬が重賞を10勝しました。
例年に比較してちょっと多いかな程度のことですが、中身は凄い!
10勝中5勝がG1レースだったからです。
時系列順にキンシャサノキセキの高松宮記念、
エイシンフラッシュのダービー、
スプリンターズSのウルトラファンタジー、
エリザベス女王杯のスノーフェアリー、
マイルチャンピオンシップのエーシンフォワード、
オーストラリアへのシャトル種牡馬時代のフジキセキ産駒、
キンシャサノキセキを除けば非SS系ばかりです。
時代の潮流はここらにありそうな気もします。
きょうも来てくださってありがとうございます。
偉大な、偉大な、サンデーサイレンスの栄光と引退、
それにともなう後継争いを駆け足で追ってきましたが、
今年も過渡期の混迷状態が続くのかもしれません。