2010年04月07日
こんにちは。
ご承知のように桜花賞といえば、
サンデーサイレンス系が猛威をふるう印象が強いですね。
実際、この10年の勝ち馬は8頭がSSの血を継いでいます。
SS直仔は00年チアズグレイス、03年スティルインラヴ、
04年ダンスインザムードの3頭が戴冠しました。
SSが父の父に入っている馬をあげると、
06年アドマイヤベガ産駒のキストゥヘヴン、
07年アグネスタキオン産駒のダイワスカーレット、
09年スペシャルウィーク産駒のブエナビスタの3頭。
母の父SSが
05年ラインクラフト、08年レジネッタの2頭になります。
さて、偉大なサンデーサイレンス直仔はもう望めませんが、
アニメイトバイオ、コスモネモシン、ギンザボナンザなどの
ゼンノロブロイ軍団を筆頭に父SS系は健在です。
母父SSもアプリコットフィズを筆頭に頑張っています。
新しい傾向としてはショウリュウムーンのように
母父がダンスインザダークでSSが祖父というケース。
母父バブルガムフェローのプリンセスメモリーも同じですね。
もうひとこま歴史が進むとSSインブリードが現れます。
相変わらず強力なSS系ラインナップですが、
ことしは非SS系というカテゴリーが大きく浮上してきそう。
キングカメハメハ産駒のアパパネ、
アグネスデジタル産駒のサウンドバリアー、
バゴ産駒のオウケンサクラなどはSSの血を持ちません。
今後は “SS系” VS “非SS系” という図式が
桜花賞の血統的なメインテーマになっていくのでしょうか。
きょうも来てくださってありがとうございます。
ことしの桜花賞出走馬は良質な血統馬がそろいました。
あすはそんなお話に花を咲かせたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。