2009年10月09日
こんにちは。
きょうもJ-horsemanへ来てくださってありがとうございます。
被害を受けられた皆さんには申し訳ないのですが、
台風が去ってどうやらいいお天気で週末を迎えられそうです。
さて、開幕週の東京は毎日王冠、京都は京都大賞典がメイン。
ともに中2週の秋の天皇賞の前哨戦という位置づけです。
天皇賞が3200メートルから2000メートルに変更されたのは1984年、
ことしで25回目ということになります。
同時に毎日王冠も2000メートルから1800メートルに短縮されました。
その毎日王冠の勝ち馬の天皇賞成績は4-3-1-10。
勝ったのは86年のサクラユタカオー、91年プレクラスニー、
94年ネーハイシーザー、06年のダイワメジャーの4頭です。
惜しかったのは毎日王冠史上唯一のV2馬オグリキャップ、
本番ではともに2着に敗れました。
88年は地方から通算して14連勝で天皇賞に臨んだ彼は
南井克巳騎手のタマモクロスとの芦毛対決に敗れ、
因縁話めきますが翌年はその南井騎手を背に
リベンジを誓いますがスーパークリークにクビだけ届きません。
残念だったのは先日もちょっとお話したサイレンススズカ。
鞍上はスーパークリークの武豊騎手です。
毎日王冠まで他馬を寄せつけない快速で6連勝、
天皇賞では4コーナーを迎えてもまだブッチギリの先頭、
誰もが彼と武豊騎手の勝利を確信しました。
どれだけ差をつけるか、興味の的はそれだけに思えました。
しかし彼は突然、競走中止します。
無情にもそこが彼の競走馬生活のゴールになってしまいます。
私事で恐縮ですが、
スズカが斃れた同じ日、年下の同僚Tさんが突然死しました。
ともに不条理な死でした。なぜ、という思いばかりが残ります。
毎年この季節になると、
そんなあれこれが思い出されて仕方がありません。
湿っぽくなりました。ご免なさい。
合田直弘さんの『海の向こうの競馬、そしてホースマン3』、
きょうから凱旋門賞の話題です。
『競馬新聞の◎をチェック!』
『馬券術どおりに買ったらこうなった』は夕刻ごろの更新です。
もう一方の前哨戦、京都大賞典の話題はあすお届けします。
どうぞよろしくお願いします。