2010年03月01日
こんにちは。
3月の声を聞くと早くもクラシックの足音が響いてくるようです。
今週は土曜に阪神の桜花賞トライアル・チューリップ賞、
日曜は中山の皐月賞トライアル・弥生賞が行われます。
ともにコースも距離も本番と同じ、興味尽きない一線ですね。
チューリップ賞はことしで17回目と歴史自体は浅いのですが、
昨年のブエナビスタ、3年前のウオッカを輩出しています。
16年間で桜花賞馬、オークス馬がそれぞれ延べ6頭、
秋華賞馬が5頭と牝馬クラシックに断然の実績を残しています。
03年2着馬スティルインラヴは牝馬3冠を達成していますね。
ウオッカのようにダービーを勝ってしまう規格外ホースもいました。
ウオッカが勝った07年のチューリップ賞は非常にハイレベルで
2着のダイワスカーレットが桜花賞と秋華賞を、
5着のローブデコルテがオークスを制しています。
G3とは思えない中味の濃さですね。
一方の弥生賞はことしで47回目、
歴代勝ち馬の中からミスターシービー、シンボリルドルフ、
そして平成に入ってディープインパクトと三冠馬を出しました。
昨年のロジユニヴァースは皐月賞は大敗しましたが、
不良馬場のダービーでみごとに巻き返してみせました。
皐月賞、ダービー二冠のタニノムーティエ、カブラヤオー、
皐月賞、菊花賞二冠サクラスターオーもここを勝っています。
堂々たる品格を誇る伝統のレースといっていいと思います。
きょうも来てくださってありがとうございます。
ことしはどんな桜が、どんな皐月が咲くのでしょうか。
この1週間をおつきあいいただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いします。